ドローンに期待される救命活動

近年、全国各地で頻繁に自然災害が発生するようになりました。

懸念される首都高速直下型地震・南海トラフ地震、線状降水帯の発生や台風による水害・道路の寸断等、災害時は被災エリア内のインフラ崩壊が予想されます。

 

一般社団法人日本ドローンレスキュー災害支援協会は全国各地でメンバーを募ることにより、

有事の際、広範囲からの災害支援を目的として設立しました。

 

支援物資を積み、重機を積み、発電機を積み、全国を駆け回った災害支援ボランティア活動で学んだ被災地域での支援活動。電波がない時、電気がない時、水がない時、道路がない時、何が出来るのか。災害時やそれ以外でもドローンを活用して、何が出来るのか。

 

本協会の活動内容を皆様にもぜひ理解・関心を持って頂ければ幸いです。

 

赤外線サーモグラフィカメラ搭載ドローンを用いた人命捜索

災害発生時、赤外線サーモグラフィカメラ搭載ドローンを飛行させ空から要救助者を捜索します。生存率が著しく低下すると言われている72時間以内の人命捜索・人命救助に貢献できます。

また、スピーカー付きドローンを使用し陸路では困難な場所で要救助者へ素早くコミュニケーションを取ることが可能です。空からいち早く状況を確認する事で、自衛隊や警察等にリアルタイムで交通可能な場所や要救助者、その他必要な情報を伝達します。

 

使用機体≫

Autel EVO MAX、Autel EVOⅡEnterprise V3 等

赤外線サーモグラフィカメラで撮影した時に見る温度変化

赤外線サーモグラフィカメラ

搭載ドローンによる人命捜索デモ飛行

 

機体正面に装着しているスピーカーから要救助者へ呼びかけることができます。

ドローンの映像はモニターに映し、リアルタイムで共有することも可能です。

陸路では通過困難な先での物資運搬

物資運搬ドローンを用いて水害・土砂災害・地震発生時などでの道路崩落・寸断時に陸路では運搬困難な場所へ物資を届けます。物資は空から切り離して投下できますので、駐車場1台分のスペースがあれば運搬可能です。ヘリコプター程の積載量はありませんが、小回りや機動性等に優れています。

 

≪使用機体≫

MAZEX 森飛15・森飛25 等

水難事故予防・発生時の救命胴衣運搬

スピーカー搭載ドローンで遊泳禁止エリアの呼びかけ・監視活動、赤外線サーモグラフィカメラ搭載ドローンで救助者の捜索、物資運搬ドローンで救命胴衣等を届けます。従来の監視員目視以上の視野があり、いち早く救助活動が出来ます。

 

≪使用機体≫

Autel EVO MAX、Autel EVOⅡEnterprise V3、MAZEX 森飛15、森飛25 等

多業界での実証実験や取り組み

私たちは、「この業界にしかドローンは使えない」という固定概念はなく、「その業界にドローンはどのように活用できるか」と考えています。

 

主な実証実験と取り組みについて

無線従事者、アマチュア無線技士様など、業界の方々と協力した電波不通時での無線機開通実験

猟友会での赤外線サーモグラフィカメラ搭載ドローンの活用や鳥獣対策・夜間の監視活動。

草木が生育してない山にヤマザクラやケヤキ、クローバー等の種子をドローンで散布する県有林植栽事業との取り組み。

正会員・賛助会員募集

活動にご理解・ご協力頂ける個人様・企業様を募集しています。

賛助金は全て活動やドローンの費用として使用させて頂きます。様々な方々へのレスキュー活動になれるよう、一般社団法人日本ドローンレスキュー災害支援協会は活動しています。

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